教科書を使わないカナダの小学校

カナダの小学校では3年生までは教科書と言うものがありません。すべて日本で言うプリントの教材だけなんです。ある程度のカリキュラムはあるようですが、担任の先生によって使うプリントも様々です。教科書がないので、今子どもがどんなことを学んでいるのか、本人から聞かない限りはわからないのです。

Chenta
が1年生だったある日のこと、学校で足し算ドリルをやったらしく、計算のプリントを持ち帰ってきました。それを見て初めて、あ~、足し算も習っていたんだなぁということがわかりました。日本ではまず足して10以下になる繰り上がりのない足し算から始まり、次に足して10以上になる問題へと進むらしいですが、Chentaのドリルを見ると、初めから足して10以上になるものも混じっています。手の指だけでは無理です。
Chenta
の解答用紙を見ると1問以外は全部正解!すごいじゃん、でもどうして、2+7なんて単純なものを間違ったわけ?と思ったら、面白いやり方で指導をしているようです。計算問題と一緒に定規が一本ずつ配られたそうです。そして、たとえば5+3なら、まず5cmのところを指差して、そこから3目盛り分右へ進んだところの数値を書くというやり方で正解を求めたそうです。おぉ~!こういう指導は受けたことがないので、ちょっと感動。いや、もしかすると中学でマイナスの数字が入った足し算を習った時に、数直線を描いてプラスなら右へ、マイナスなら左へと習ったような記憶もよみがえってきました。これなら確かに足して10以上になる問題でも解けますね。ちょっとしたカルチャーショックです。

ちなみに、バンクーバーの小学校、文房具は全て学校で用意します。年初に文房具代として25ドル徴収されました。そのため、各自が筆箱を持ってくる必要がありません。他人のを持ち物を見て欲しがるということが無いように配慮されているようです。

教科書がないというのは、どんなもんでしょうねぇ。後で復習したいときや、親が見てやりたいときに基準がないので不便な気がしますが、小学校低学年のうちはまぁ無くてもいいのかなぁ。小学校はKinder Grade7までの8年制で、それを卒業すると、Grade8~Grade12(中学2年~高校3年)まではいわゆる中高一貫のセカンダリースクール、公立なら無試験で入れます。学費もGrade12までは無料です。その後、大学も入試らしい入試は無く、セカンダリーの定期試験の成績で上から順に大学へ行けるしくみになっています。いくつかの大学に併願できるので、ある程度の成績があれば、どこかの大学には必ず行けるようです。そのかわり、大学はしっかり勉強しないと、卒業できないらしいですけどね。






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