ちょっといい話

バンクーバーでバスに乗る時は、あらかじめ小銭を用意しておかなければなりません。バスの料金を入れる箱はお釣りがでないしくみになっているからです。

私は普段あまりバスを使わないのですが、先週立て続けにバスに乗る機会があり、1.5ドル分の小銭を用意しなければいけなかったのですが、普段現金を持たない主義なので、ぴったり1.5ドル分の小銭を作ることが意外に面倒なのです。ある朝、バスに乗る時に、お釣りが出ないのを承知で2ドルのコインを入れました。そして翌日、もう手持ちの小銭がなかったので、昔購入したバスの回数券2.5ドル相当のものを使いました。偶然2回とも同じバスの運転手さんだったのですが、このおじさん、ちゃんと私が多く支払っているのを見ていてくださったのです。「ちょっとそこの方、料金多く払いすぎてるって気づいてるよね?」と声をかけてくれました。「わかってるけど、小銭がないので・・」と言うと、このおじさん、「もし明日もまた僕にあったら、無料で乗せてあげるから忘れずに声をかけてね。」と言ってくださったのです。そしてその翌日、また同じ運転手さんのバスに乗り、無料で乗せていただきました。

このほんの些細な会話から、1.5ドル以上に幸せな気持ちになりました。だって、小銭を用意しておかなかったのは私の責任じゃないですか。バスに乗る前にちょっとお店に寄ってお札を崩すということをできたのに、それをせずに無精して50セントや1ドルくらい損してもいいや~と思って多めに払っていたわけですから・・。

公共の乗り物でお年寄りや小さな子ども、体の不自由な人に席を譲るという光景はあたりまえのように見受けられます。大きな荷物を持って電車やバスに乗ろうとすると、近くにいる男性がさっと手を貸してくれると言うことも日常茶飯事です。こういったちょっとした心遣いができる人がバンクーバーにはたくさんいます。今までも何度か見ず知らずの方からよくしていただき、そのたびに心が温まります。そして自分もお返しできる機会があったら協力しようと自然に思えるようになりました。

ちょっとした心遣いやちょっとした親切ができる人がたくさんいるこの街が好きです。





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